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神戸文化発展への絶大なるご支援を!
 市民のみなさま、神戸国際フルートコンクールをご存知でしょうか。
 このコンクールは1985年(昭和60年)に「ユニバーシアード神戸大会」開催を記念して、世界の有望な若手フルーティストを世界の楽壇に送り出すとともに、音楽を通じた国際交流を図るために設けられました。フルート単独の定期的な国際コンクールとしては世界で唯一のものであり、4年おきに開催されています。このコンクールは国際的にも名声が高く、神戸市を代表する国際的な文化事業ですが、しかし今、この国際コンクールが存亡の危機に立たされているのです。

 久元市長は10月27日に開催された市会本会議において、「このコンクールは市民の参加が少なく公費投入の優先順位が低いため、今後の市税投入は考えていない」との認識を明らかにしました。さらに本会議の翌日には定例記者会見で、①まず市民福祉を向上させる事業に優先的に予算を配分すべき、②サービスの受益者が限定的、③依然、神戸市の財政事情は厳しい状況である、ことなどを理由として税金を投入しないことを改めて明言しました。

 しかし私は、確かにこのコンクールは市税で賄われているとは言え、国際都市神戸にふさわしい内容の文化事業であれば、市のシンボル事業として積極的に市税を投入し、市民共通の財産として維持・発展させていくべきと考えます。市民の税金を使って育んできた国際的にも名の通った伝統あるコンクールを、「税金の無駄遣い」という一言で切り捨ててしまうやり方は、あまりにも官僚的にすぎるのではないでしょうか。また、このような国際音楽コンクールは、一度中止すると二度と神戸に戻ってくるようなことはありません。
 国際都市神戸の未来創生という観点からも、神戸国際フルートコンサートの継続は不可欠であり、このコンクールを通じて、神戸の若者の芸術や文化に親しむ心を育成していくべきと考えます。世界中の有能な若者の夢を奪うようなことはせず、神戸において若者の能力を発見・育成し、神戸の国際文化を発展させることに、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

 私は、この国際フルートコンクールを、どう考えても続けるべきと考えております。ただ、今までと同様の続行ではなく、様々な工夫の下、市民にも十分理解を求める努力をするとともに、市としても税金の投入だけでなく、もっと多様な策によって続けられるよう市民の皆さんからも神戸の芸術文化当局も十分考えるべきと思います。今後われわれ、市議会の維新でも研究してまいりますが、市民の皆さんからも、このコンクールを続けるためのご提案やご意見をお寄せいただきたいと思っています。

 併せて、フルートコンクールに限らず、神戸市の文化・芸術の発展に関する新しいアイデアやご意見を募集しておりますので、どしどしお寄せください。
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by kitayamaj | 2015-11-17 12:09