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久元新市長に期待すること!
 先月の27日、神戸市長選挙が執行され、久元喜造氏が無事当選を勝ち取りました。久元新市長の誕生を心よりお祝い申し上げます。
「圧勝」との大方の見込みと異なり、残念ながら「辛勝」となりましたが、返って今後の市政運営に当たり、心を引き締めて取り組まれる動機づけになったのではないかと、市政運営に意見する立場の人間として高く評価いたします。
 また、久元市長の多岐にわたる公約内容は、高く評価できるものであり、実現に向けて確実に取り組んでいただくことを切に願っております。

c0148581_13472588.jpg (公約の5つの柱)
1.市民が元気で働ける賑わいのある街に
2.世界に誇れる夢のある街に
3.安心して子育て、教育ができる街
4.市民が地域とつながり福祉と医療をはじめ安心して暮らせる街に
5.本物の市政改革を進め新しい地方自治が始まる街に


上記に掲げた5つの公約の柱は、いずれも本市が真摯に取り組まなくてはならない項目ばかりですが、久元市長に3つの提言をいたします。

 第1は、今すぐに取り組まなくては手遅れになってしまう「新長田周辺地域の活性化」問題です。再開発事業等に民間活力の導入を一層促進し、町おこしをすることや、JR新長田駅に(新)快速電車の停車を求めること。さらには、地下鉄海岸線における集客施設の誘致など活性化対策に兵庫県と一体となって取り組むことが公約に掲げられており、長田を賑わいのある街へとして行こうという市長の強い意志が感じられます。
 しかし、インナーシティ問題の大部分は、ノエビアスタジアムの利用促進によって解決が図られると私自身は考えております。現在、ノエビアスタジアムは天然芝で、サッカー以外の利用に供することは難しく、そのため、年間たった80日しか稼働しておりません。札幌ドームでは芝生の入れ替えが可能であり、コンサートやコンベンションの開催などスタジアムの有効活用によって、賑わいが創出されております。かつて、進取の精神によって都市経営の舵を切ってきた、神戸市として他都市の模倣に成り下がるのは気が引けますが、他都市の素晴らしい取り組みに対して、真似るべきは真似る姿勢も必要なのではないでしょうか。

 第2は、 「ヒサモトノミクス」の取り組みです。神戸市では、医療産業都市の推進や2万人雇用など、産業・雇用の創出にも取り組んできましたが、市民の暮らしは依然として厳しいものがあります。「アベノミクス」「イドノミクス」「ヤダノミクス」といったこれまでの経済対策を承継し、神戸経済の活性化や市民所得の向上に向けて,着実に「ヒサモトノミクス」に取り組んでいただきたいものです。

 第3は、 「子育て日本一の街」「介護日本一の街」「教育日本一の街」神戸の実現です。社会保障人口問題研究所の試算では、2060年に人口が2010年の約3分の2にまで減少し、高齢者人口は総人口の約40%と、少子・超高齢化が加速度的に進行してゆくことが示されました。このような傾向は、本市においても基本的に同様であり、医療、福祉の制度が破綻の危機を迎えているといっても過言ではありません。
このような危機的状況を打開するためには、歪んだ人口構成を是正することが重要でありそのためには、乳幼児医療費や教育環境の整備をはじめとした、子供を産み育てやすい環境整備を国、県、市のそれぞれが取り組んでいかなければなりません。

 また、高齢者が生き生きと仕事をして生涯現役として暮らせるように、さらには、介護が必要な際にはニーズに応じて適切にサービスが受けられるような世の中でありたいものです。
 神戸の明るい未来のために、新市長に進言したいことは山のようにありますが、この程度にとどめ、改めて議会において議論を深めていきたいものと考えてをります。

c0148581_13505242.jpg矢田立郎前市長ご苦労様でした。
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by kitayamaj | 2013-11-26 13:54