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待った!移民受け入れ政策
このほど厚生労働省が発表した2015年の日本人の平均寿 命は、男性80.79歳、 女性87.06と、前年よりさらに伸び ました。一方、合計特殊出生率は、20151.46となり、前年より0.04ポイ ント上昇。2年ぶりに上がりましたが、05 1.26を底に回復基調にあるものの人口を維持できる水準と かけ離れています。

わが国の少子高齢化はますます進み、人口減少は続きます。日本創成会議は40年には896市区町が消滅する可能性があると発表しています。神戸市でも 3年連続人口が減少しています。

人口減では社会減、自然減の両面からの議論が必要ですが、私はまだ、人口問題が世間の耳目を集めていない 30 年以上前から、深刻な今日的課題と 指摘。子どもを安心して生み育てら れる 日本一子育てしやすい ちづくりを主張しました。待機児童の解消や子どもの医療費、教育費の支援、子育て世帯への家賃軽減などを 訴え、女性が生 き生き働く ことのでき る社会への取 り組みを唱えてき ました。最近になって国も「女性の活用」 地方創生」 などの人口減問題への対応を進めているところです。

その中にあって 、政府は毎年20万人の外国人移民を受け入れ、人口の大幅減回避策を 示しています。 しかし 20万人 もの移民を受け入れると なると 、外交関係や治安日本人の雇用環境や教育環境さらには地域コミ ュニテイ など影響が大き 過ぎ私はこの政策には反対です後に触れる外国人の生活保護についても 問題となり ます。

現に移民受け入れ先進国のヨロッパでは、 各国とも 雇用問題や医療社会保障などで自国民と の間で摩擦が生 じています。最たるものは、イギリ スのEU離脱でしょ う。

人口減で、大き な問題は 「労働力不足」 ということです。 これらに関しての私の主張は、現在日歳以上は 高齢 していますが、生産年齢を 70歳ま で引き上げ、元気な高齢者を大いに活用すべきと 考えていま す。ま先ほどふれた「 女性の活用も重要です。育児や介護で一旦 仕事から離れた女性の再就職支援や安心して子どもを生み、育てる社会づくりが何に増しでも大切です。

もう一点は 母体保護法」 の改正です。 同法は人工妊娠中絶を ある条件のも とで保障することが主眼です。 妊娠22週未満であれば 「身体的または経済的理由ということで中絶できるのです あまりにも寛容な規定で12年度には約 20万人の人工妊娠中絶が行われています。年間出生人口の実に4分のに達 するのです。実質はこの3倍にのぼる数ともいわれている のです。 経済的を理由にするよう な人工妊娠中絶は果たして認めるべきか、また22週未満はゆるすぎるのではないか私は法改正を求めます


一方移民受け入れについて さらに問題にしたいのは外国人の生活保護についてです日本は永住外国人や難民認定の外国人に対 して 生活保護受給が実施されています。その受給率は 日本人より高くなっているのです。12年度で日本人の生活保護受給世帯は全世帯の 2.6%ですが、外国人は3.6%にのぼります。そのうち、 韓国・ 朝鮮人の受給は突 出しており、歴史的な背景や高齢化 などが大きな要因とされていますそれに中国、フィリピン、 ブラジルなどが続いています。 受給総額は年間約1200億円にのぼるともいわれていますこのうちの4分のは地方自治体が拠出 しているのです。さらに 外国人の受給者は年間約5千人ずつ増え、10年前より倍増し今後も増え続ける見込みです

だがそもそも外国人に生活保護を受給させていいも のかどう かが問われていま す。

日本国内に永住権を持つ中国人女性が、日本人と同様に生活保護対象 となるかどう かが争われた訴訟で福岡高裁が 「対象となるとしたのに対し147月の最高裁第2小法廷は 「外国人は適用対象でなく 、受給権も ない4 人の裁判官が一致して判断を 示しまし た。憲法25条の 「最低限度の生活を 営む権利を有する」 のは日本国民のみで外国人に適用す るのは 違憲と判断を下し たのです。


実情は、厚労省の指導もあり国際道義上「人道上」として、地方自治体の裁量で支給されています。さらに、難民条約 23条の自国民に与える待遇と同一待遇を与える規定との整合性の問題や訴訟によって解決する余地も残 されています。 しかし自治体の扶助費が増大する中で、市民の税金で外国人の生活保護費を 賄っていいのか、多く の市民が疑問視しているのですとくに、ブロカが入った中国人集団生活保護申請事件など外国人による 不正受給が、ともすれば問題になっている 状況で市民の理解は得ら れないでしょう。 国によっては、日本人が永住権を持っていても本国に送還さ れるこ ともあるよう です。「違憲」と最高裁判決が示された中、今一度外国人の生活保 護を 考えてみたいも のです。


by kitayamaj | 2016-09-17 12:31
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